加藤映次、冤罪と闘ってます(再審請求中)【C】刑務所日記 NOW !

2012.11/13三重県鈴鹿市で発生した殺人事件に巻き込まれ、犯行不能にも関わらず、また自白・直接証拠もないのに一審で【懲役17年】の有罪判決、控訴審・上告審も棄却され、現在千葉刑務所で無念の獄中生活を送っています。一貫して無実(冤罪)であると訴え続けています。2022.6/30に再審請求申立を行いました。雪冤を果たす為に最後まで闘います。長期に亘り勾留されているため、代理人に手紙を出して、ブログをUPしてもらっています。手紙の発信通数が制限されているために、タイムリーでないことご容赦ください。

2015年07月

☆7月24日即日控訴しました。

支援してくれている【加藤映次さんを守る会】の会報より

現在、加藤映次さんは三重拘置所の酷暑の中で新たな戦いに向けて必死で頑張っています。

帰ることが出来ずごめんなさい!これまでの支援に応えられず本当に申し訳ない思いです。そして、ただ無念です・・・あまりに酷い判決内容でした。裁判所には幻滅しました。一体どこが公正中立なのでしょうか?茶番としかいいようがない、有罪の結論ありきの審議だったのは明らかで、検察に迎合した完全な検察救済判決の内容でした。稚拙な独自理論に想像と推認ばかり。空想で無実の人間に犯罪を背負わせるのが、裁判所の仕事なのか?支離滅裂な検察主張を、更に支離滅裂な裁判所の想像が加わり、完全に荒唐無稽な判決になっている……本当に悔しくて、皆に申し訳なくて戻ってきてから涙が止まりません。何を反省しろと言うのか?反省すべきは冤罪被告を新たに生んだ裁判所だ!冤罪は最大の罪です。』




 

【最終意見陳述】

2015711715


加藤映次 最終意見陳述
 

長期にわたりご尽力いただいた裁判関係者の皆様に貴重な時間を割いていただいたことお礼申し上げます。

 

この1ヵ月半あっという間に過ぎました。

2年半長い苦しい引きこもりの生活でした、1年9ヶ月もの間家族との接触禁止が続き、2年半ぶりの家族以外との会話がこの法廷でした。

 

なぜこんな事になったのか?!

犯しもしていない罪で裁かれるということ。

 

自分のためよりも、人の為にと思って生きて来ました。

「生きる!」という事に対して人より強く思うし、ドイツにいた時に「生きる!」という言葉を座右の銘にした、私利私欲ではなく人の為にと思って来た。

それがなぜ“生”とは真逆の罪に問われることになったのか、いまだに答えはでません。

試練なのでしょうか?反省しなければならないのは、罪でなく森本さんとの不倫、許されることではないと思っています。事件当日Mさんと会っていなかったらと……不倫の罰が下ったのだと思っています。

 

妻から離婚を言いだされても仕方ないと思っていましたが、妻は待っていてくれると言ってくれました。

皆の反対を押し切り、夢を捨てて妻とお腹に芽生えた命、妻との絆・家族の絆を大切にしたいと思っていたのに。。。この場で不倫について反省し、2度と不倫はしないと誓いたいと思います。

 

反省すべきは反省しています。

迷惑をかけた人、取引先、知人に謝罪の連絡をしている。

もし罪を犯していたならばすぐに話しています。

けれど、犯していない罪に対して、嘘の謝罪はできません。

反省すべきは、検察・捜査機関です、杜撰な初動捜査は被害者、被害者の家族に対して謝罪すべきです。

 

今回の捜査容疑者は僕ひとりです。

過去に同棲していた女性は事件前日に辻さんに10回以上電話をしているし、

当日タイムカードを工作してアリバイを作った人、当日車を廃棄処分している人

この人たちは怪しくないのでしょうか?捜査機関はこのことを把握しているのに、何もしていない。

みすみす真犯人を逃がしているのではないでしょうか?

疑うべき存在はたくさんいます。

けれど、僕の無実を信じて支援をしてくれている人が多数います。

真の意味での真犯人、被害者辻さんのために友・部下である自分が出来ることを考えたいと思います。

辻さんのことを良く知っているのは自分です。

自分は嘘はついていません。

Uターンしたことについては、カーナビ・GPSの解析

・ラブホ、辻宅の防犯カメラ

解析結果は開示されないままで不当な疑いが残っただけです。

 

事件後、辻さんの周りにどのような変化があったのか?

 

僕は個人会社の資産、取引先、従業員を失い、会社の破産と……

自分は1円の利も得ていない、どん底の状態です。

 

得をしている人物は誰なのか?誰が僕を嵌めたのか?……そこから真相が見えてくると思います。

僕は真犯人を絶対に許しません! これが僕の心の叫びです。

 

6人の弁護団、家族、支援してくれる人々のおかげで精神的に耐えてこれました。

皆が信じてくれたので耐えてこれました、僕の人間性を理解して無実を信じてくれ支援していただけることに感謝します。

 

子供達には汚れていないこの腕で、抱きしめてやりたい!子供達の所に早く帰りたい!

 

家族、弁護団、たくさんの人々に誓います、
 

“僕は犯人ではありません、無実です!”


                                                          加藤映次 以上

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